自然災害につながる気象パターンが、スマートフォンデータを使って追跡・予測できるようになる可能性があるとのテルアビブ大学の研究発表の紹介記事。
研究チームは、大学キャンパス内にに9つの異なるセンサーを備えた4台のGalaxy S4を設置し、海洋潮汐に似た“大気潮汐”現象を特定するための気圧センサーデータを10カ月にわたって取得。得られたデータは公的な気象台が測定したデータと極めてよく似た推移を示し、キャリブレーション実施した結果誤差は±1ヘクトパスカルに収まったとのこと。
研究を率いたコリン・プライス教授によれば、2020年までに世界で60億台のスマートフォンが使われると予想されており、これらのデータを活用することで気象予測の在り方が画期的に変わる可能性があるという。
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- JIFA理事。東日本大震災時に宮城県南三陸町に来たイスラエル国防軍(ホーム・フロント・コマンド)の医療支援チームを見て、イスラエルに興味を持つ。現在、JIFA最年少理事として学生部会をはじめとした若い世代の交流事業に従事。