初めまして、学生部会の小熊千晴です。明治大学法律学部法律学科国際関係法コースの2年生です。

大学に入ってから学生団体で活動をしたり、少し変わった海外インターンに参加したりしてきました。そんな中で、私がこれまでの活動を踏まえて、イスラエルに興味を持った経緯やなぜ今JIFA学生部会に入ろうと思ったのかを話していきたいと思います。

学生団体と海外インターン

大学入学当初、学生団体のアイセックに入りました。海外の学生による日本の中小企業でのインターンシップを通してグローバルリーダーを輩出するという事業を担当しました。日本で数ヶ月間生活し、挑戦していくインターン生に沢山出会いました。しかし一年ほど続けていく中で、もやもやするものがありました。それは海外からのインターン生をサポートし続ける一方で、自分自身は夢や願いを持っていませんでした。そして自分の思いを軸に生きたいと思い、アイセックをやめることにしました。それから、自分の生きる道とは何か、模索しました。挑戦するだけしてみようと思い、海外インターンシップに行きました。

色々なことに挑戦した先に

まだまだ挑戦しようと思い、海外インターンが終わってからそのままビジネスピッチにも取り組みました。しかし、ビジネスプランを考え始めると、正直今の自分はビジネスに興味がないことに気づきました。利益を出すことを考えるよりも、生きていく自分の心を豊かにしたい。社会に対して、この世界に対して面白いと思うものをもっと知りたいと思うようになりました。だから一度、興味ある勉強をとことんしようと思いました。そこでかねてから勉強したいと思っていたイスラエルのことを思い出しました。

突然興味を持った、イスラエル

今から2ヶ月前ほどから、ユダヤ教に興味を持ちました。昔からユダヤ人、ホロコースト、などは歴史の単語のように知っているだけでした。私は大学の授業で、ナチスドイツについての映像資料をひたすら見る授業を取っていました。毎週様々な映像を見ていましたが、ふと単純に思ったのが、「なぜユダヤ人がこんなにも酷い扱いを受けないといけなかったのか?」ということ。少し調べると、ユダヤ人は長い歴史の中で迫害や離散を繰り返しながらも、これまで数多くの偉人を生み出しています。その賢さゆえに他の民族から差別される事がありました。社会的に差別を受けながらもなぜこんなにもユダヤ人が世界的に活躍できるのか。ユダヤ人の考え方や価値観に興味を持ちました。そしてイスラエルは地形的にはアジア・ヨーロッパ・アフリカをつなぐ位置にあり、三つの宗教の聖地があり、第二のシリコンバレーと言われ、などと掘り始めると日本とは全く違う世界が広がり更に興味を持ちました。

自らも知り、そして発信したい

興味を持ち始め調べるようになりましたが、日本人によるイスラエルに関する情報が少ないし、また中東に関してはバイアスのかかった情報や意見が多いと感じました。よく言われる「中東は恐い」「イスラエルは恐い」などの言葉は、行っていない人やリアルなことを知らない人には言えることではないと思います。だから私も一度イスラエルに行った上で、そこで見たものや感じたものを発信していきたいです。そしてイスラエルに行く前にある程度自分で学びつつ、発信し、さらにイスラエルに関わる人との交友を深めたいと思い、JIFA学生部会に参加しました。これからよろしくお願いします。

  • この記事を書いた人

    小熊千晴
    明治大学法学部法律学科国際関係法コース2年。ナチスドイツについての映像資料を観る授業をきっかけに、ユダヤ人について興味を持つ。イスラエルの宗教、歴史、文化を学び、世界で偉業を成し遂げるユダヤ人の秘訣を学び、それを日本で発信していくために、まずはイスラエルに一度行ってみることを計画中。