はじめまして!学生部会メンバーの菅根友利花です。ブログを通してイスラエルと学生部会メンバーの関わりについて紹介する試み、学生部会長の松村さんに続いて第2弾は私からお届けします。

学生交流会に参加、様々なことに気づかされる

ヘブライ大学学生との交流会
ヘブライ大学学生との交流会

イスラエルから来た学生たちと交流会が開かれると知ったのは、イギリスでの留学を終え、仙台に帰省していた時でした。東京で開かれると聞いて、交流会当日、新幹線でかけつけました。もともと海外が好きで、日本とは違う文化に興味が向いていた私。イスラエルから来た学生との交流の機会は、持て余した残りの夏休みにもってこいのイベントでした。

当日、初対面かつ少し年齢層が高い学生たちと対面し、緊張しながら食事を一緒に取り始めると、まず最初に人それぞれ食べれるものの違うことに驚きました。野菜だけ、魚なら食べられるなど、とにかくバラバラ。食という大きな生活の違いを持つ人達との食事会は、自分が普段誰かとの食事の機会にどれだけ相手を気遣っていないか気づかされる場でした。

そして1人の学生に宗教について聞いてみると周りにいる人の宗教まで全部教えてくれて、お互いを受け入れているんだなと感じました。こんなに生活が違うのにお互いを認め合い人々が共生している国だと気づいたその瞬間、一気にイスラエルという国が魅力的に見えました。

特に彼らが教えてくれたのは日本の文化の素晴らしさ。どこに行ってなにを学んだのか生き生きと語ってくれました。そのことでどれだけ自分が日本を知らないのか、いままで海外に集中しすぎていたのかもしれないと思い知らされました。

自分がいまだ知らない日本を知りたい、海外の人に詳しく説明できるようになりたいと思いました。そしてヘブライ語、日本語、英語が混ざり合う空間はいい刺激になりました。彼らにとって複数の言語を持つのは生活のツールとして必要なことで、私にとって英語は日本での生活ではあまり使わないといった生活の違いに大きな刺激を受けました。

どこの国に行っても感じたことですが、たくさんの人たちが遠く離れた日本を好きになって、日本を学ぶっていうことは日本人にとって誇らしいことであり、見習わなくてはいけないなと思いました。

学生部会の活動を通じて、イスラエルのことをもっと知りたい

この交流会では美しい日本文化に感謝すると同時に、POP cultureが多くのひとの日本を好きになるきっかけであることに感謝することができた時間でした。

お互いの国の文化を好き、知りたいという気持ちが海外交流を可能にしている、そして行ってみないと分からないことがある、この2つは大きな気づきでした。

この交流会の後からより海外、日本、そしてイスラエルに関心を持っています。次に、日本、またはイスラエルで会えることを心待ちにして、日々勉強をしていきたいと思いました。

  • この記事を書いた人

    菅根友利花
    国際基督教大学教養学部アーツサイエンス学科。教育、公共政策、国際関係などのメジャーを専攻中。高校時代から中東情勢に興味を持ち様々なアプローチ法を大学で学んでいる。