イスラエルのTactical Robotics社が開発した「コーモラント」が、デモンストレーションを行ったとの記事。

最大積載重量が1,000ポンド(約454kg)、時速約100マイル(約160km)以上で30マイル(約48km)の距離を飛行可能。さらに、自律飛行ができる他、遠隔監視システムにより救助した患者のバイタルデータをモニタリングする他、地上スタッフと会話ができる。

救助に向かうのもリスクが高い最前線から、負傷した兵士を回収することを想定しているのあろうか。人口が少ないイスラエルらしい発想(同様の発想に、後ろのハッチが開く設計になっているメルカバ戦車がある)。

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    青海遼
    JIFA理事。東日本大震災時に宮城県南三陸町に来たイスラエル国防軍(ホーム・フロント・コマンド)の医療支援チームを見て、イスラエルに興味を持つ。現在、JIFA最年少理事として学生部会をはじめとした若い世代の交流事業に従事。