シャローム!新しく学生部会に入りました廣内眞文です。今回は「なぜJIFA学生部会に入ったのか」について書きたいと思います。
廣内 眞文
明治学院大学法学部政治学科在学。国際政治を中心に国際関係、国際法、宗教と政治の関係などを専攻。高校3年生の時イスラエルに渡航したことを機にイスラエルに興味を持つようになる。
予約便全キャンセルからはじまったイスラエル初訪問
私がJIFA学生部会に入会したきっかけは「イスラエルをもっと知りたい」と思ったからです。
私は高校3年生の夏休みを利用してイスラエルへ行きました。予定は2週間、南のネゲブの砂漠から北はガリラヤ湖までイスラエル全土を回る予定でした。当時、イスラエルはガザと内戦状態だったということもあり、予約していた飛行機が全てキャンセルになるなど出発の時点で問題が発生しました。なんとかチケットを手配できたものの、韓国、香港を経由してイスラエルに着く頃にはヘトヘトだったことを覚えています。
しかし、その疲れも飛んでしまうほどイスラエルは私にとって魅力的な国でした。10時間以上のフライトを終え、ベングリオン国際空港に降り立ってみると予想以上の気温の高さに驚いたことを思い出します。そこから移動してイスラエルを回りました。
2週間の滞在中、行く先々で「あなたは日本人ですか?」と声をかけてくる方が多くいました。そうですと返事をすると地震で大変だと思うけど頑張ってくださいと日本を励ましてくださる声をかけていただきました。私がイスラエルに行った時には東北の大震災からすでに3年が経過していましたがそれでもなお、日本を応援してくださる方々の思いに感動しました。
気がついてみると、2週間はあっという間で正直物足りなく感じました。もっと長く滞在したい、イスラエルをもっと見たい、知りたいという思いが私の中に溢れて来ました。
イスラエルをもっと多くの人に知ってもらいたい
イスラエルから日本に帰国し、イスラエルをもっと身近に感じたいと思い、調べ始めました。途中、受験勉強などで中断していましたが、今年私は大学2年生に進級したということもあり、本格的に活動を始めようと考えました。インターネットで調べたところ、日本イスラエル親善協会(JIFA)の存在を知りました。ホームページで学生部会のブログを見て、日本の中でイスラエルを学ぼうとしている大学生が多くいることを知り、参加しようと思いました。
今後、私は学生部の活動を通してイスラエルを「自分が知る」こともそうですが「他者に発信する」という活動を目指したいと思います。
私の周りにはイスラエルに対して「テロ」や「パレスチナ問題」などマイナスなイメージを抱いている人が少なくありません。イスラエルがそういった問題を抱えているのは事実です。が、しかしそれ以上に魅力的な国でもあります。中東という地理的環境から砂漠に覆われた国というイメージを抱く人も多いですが実際には緑が生い茂る国でもあります。
また、コーシェルというユダヤ教の料理規定があります。鱗のないものは食べてはいけないとか乳と肉を一緒に食べてはいけないだとかその他多くの「規定」があります。
私は個人的にチーズバーガーやエビが好きなのですがイスラエルでは口にすることができません。なぜならチーズバーガーはチーズが「乳製品」でその中にあるパテは「肉」だからです。エビも鱗がないですよね。なので食べることはできません。正直がっかりしましたがコーシェルフードは想像以上に美味しく、料理に困ることは少なかったです。イスラエルには世界各地からの帰還民が多く、その土地の料理をイスラエル風にアレンジし、半ばイスラエル料理になっているようなものも多くあります。そのような文化面での多様性もイスラエルが世界で注目される所以なのかな、と思います。
このようにイスラエルには多くの魅力があります。まだまだ書ききれないほど、挙げだしたらきりがないほどの魅力に溢れています。そういったことを広く発信していけるように今後も楽しんで活動していきたいと思います。宜しくお願いします。
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- 明治学院大学法学部政治学科在学。国際政治を中心に国際関係、国際法、宗教と政治の関係などを専攻。高校3年生の時イスラエルに渡航したことを機にイスラエルに興味を持つようになる。
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