富士通が、イスラエルのPersonetics Technologiesらと共同で、AIを活用したパーソナライズドバンキングサービスの実証実験を実施するとのプレスリリース。

Personetics Technologiesが開発する自律認知型レコメンデーションソリューションである「Personetics Engage」により、国内金融機関等の保有データ、被験者の口座情報、入出金予定、入出金実績、クレジットカード明細から、被験者一人ひとりに適切なレコメンドを配信するとのこと。

金融機関と利用者の接点が、窓口などの対面チャネルから、スマートフォンやPCを介した非対面チャネルへと変化しつつある中、金融機関のデジタルトランスフォーメーションの一環として、今回の取り組みは重要な意味を持つと考えられる。

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    青海遼
    JIFA理事。東日本大震災時に宮城県南三陸町に来たイスラエル国防軍(ホーム・フロント・コマンド)の医療支援チームを見て、イスラエルに興味を持つ。現在、JIFA最年少理事として学生部会をはじめとした若い世代の交流事業に従事。