日本ライフラインと、イスラエルのEndospan社が、弓部大動脈疾患の治療に用いる分岐付き胸部用ステントグラフト「NEXUS」の日本国内における独占販売契約に向けて基本合意をしたとのニュース。

腕頭動脈への分岐部がメインボディと一体型となるデザインであることにより、分岐部を頸動脈からメインボディに接続する一般的な方法に比べ、手技が簡便かつ血管への干渉が最小限で済むという。このことにより、血栓の遊離を抑え、脳梗塞リスクの低減が期待されるとのこと。

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    青海遼
    JIFA理事。東日本大震災時に宮城県南三陸町に来たイスラエル国防軍(ホーム・フロント・コマンド)の医療支援チームを見て、イスラエルに興味を持つ。現在、JIFA最年少理事として学生部会をはじめとした若い世代の交流事業に従事。