イスラエルのアドテクノロジー企業CHEQ AI Technologiesが、「ブランドセーフティ効果」に関する調査を実施したとのニュース。
実験では2,000人以上の消費者を対象に、複数のネガティブなコンテンツの近くに広告を表示。それらを閲覧した消費者が、広告を出したブランドに対してどのような印象を持つかを分析したとのこと。「危険な環境に表示された広告ブランドとは関わりたくない」と調査した人は調査前の2.8倍、高い購買意欲を示していた消費者の3分の2が購買意欲を失うなど、不適切な広告配信による悪影響が顕著に現れたという。
CHEQ AI Technologiesは、広告掲載に相応しくない掲載先の内容や広告トラフィックを検知し、AI技術によってそれらをリアルタイムに無効と判断し、広告配信を未然に制御する技術の開発を手がけている。
この記事を書いた人
- JIFA理事。東日本大震災時に宮城県南三陸町に来たイスラエル国防軍(ホーム・フロント・コマンド)の医療支援チームを見て、イスラエルに興味を持つ。現在、JIFA最年少理事として学生部会をはじめとした若い世代の交流事業に従事。