米ラスベガスで開催されたCESにおいて、イスラエルのMobileyeが高精度地図生成システム「REM(Road Experience Management)」への取り組みの現状を説明したとの記事。
REMは、Mobileyeと自動車メーカーの共同事業であり、Mobileyeのシステムが搭載されている車両が生成する走行データを匿名のデータとして収集し、それを元にしてリアルタイムに高精度地図(HDマップ)を作成していく仕組みとのこと。
今後より普及が加速するADASや高度な自動運転においてはこのHDマップが不可欠であり、既存の地図データがカバーできないエリアをREMがカバーするという。
REMは欧州、米国、日本、豪州などで既に稼働しており、日本では日産の「プロパイロット 2.0」に採用されているとのこと。
この記事を書いた人
- JIFA理事。東日本大震災時に宮城県南三陸町に来たイスラエル国防軍(ホーム・フロント・コマンド)の医療支援チームを見て、イスラエルに興味を持つ。現在、JIFA最年少理事として学生部会をはじめとした若い世代の交流事業に従事。