特権ID管理ツールを提供するイスラエルのCyberArkが、外部委託業者のリモートアクセスを管理するツール「CyberArk Alero」の日本国内での提供を始めたというニュース。

一般的に外部委託業者が社内システムにアクセスする場合、VPNを経由してアクセスした上で、ID・パスワードで認証を行うが、この際に不正操作のリスクが存在するという。

一方、CyberArk Aleroは外部委託業者と社内システムの間に介在し、HTTPSプロトコルを使用。外部委託業者の認証はスマートフォン等のカメラを用いた生体認証とし、ID・パスワードの認証が不要となるとのこと。

入出力記録は全て記録される一方、悪意ある操作が行われた場合の自動遮断や、事後の調査が可能であるという。

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    青海遼
    JIFA理事。東日本大震災時に宮城県南三陸町に来たイスラエル国防軍(ホーム・フロント・コマンド)の医療支援チームを見て、イスラエルに興味を持つ。現在、JIFA最年少理事として学生部会をはじめとした若い世代の交流事業に従事。